先進医療は令和8年9月現在で71種類あり、「先進医療に係る費用」は全額自己負担、診察・検査・投薬・入院料などは一般の保険診療と同じ扱いです(厚生労働省「先進医療の概要」、2026年10月16日確認)。

一つの入院の中で、保険がきく部分と、きかない部分が並びます。厚生労働省の例では、総医療費100万円のうち先進医療が20万円なら、窓口で払うのは44万円です。

今日できること(1分)

説明を受けるときに聞くことを、「どこまでが先進医療の費用か」の1行だけ、紙に書いておく。

窓口でそのまま言える一言

『どの部分が先進医療の費用で、どの部分に保険がきくか、分けて教えてください。』

先進医療の説明を受けているその場で、医師か相談の窓口に、費用の総額を聞く前に言います。

総医療費100万円の例で、窓口の払いを分ける

費用の部分金額(例)払い方
先進医療に係る費用20万円全額自己負担
診察・検査・投薬・入院料など、通常の治療と共通する部分80万円保険診療と同じ扱い。保険給付分の3割にあたる24万円が一部負担金
窓口で払う合計(上の2つの足し算)44万円20万円+24万円

厚生労働省「先進医療の概要」の例(総医療費100万円、うち先進医療に係る費用20万円)。合計44万円は上の2つを足した計算です(2026年10月16日確認)。

先進医療は、保険診療との併用が認められたもの

先進医療は、評価療養(保険がきかない先進的な医療技術と保険診療を、併用して受けることが認められている仕組み)の一つです。厚生労働省は、保険診療の対象になる前の先進的な医療技術について、保険診療との併用を認めたもの、と説明しています。

先進医療に係る費用そのものが高額療養費(ひと月の医療費の自己負担が上限を超えたとき、超えた分が戻る仕組み)の対象になるかは、今日開いた資料には書かれていません。保険診療の一部負担金には高額療養費制度が適用されると厚生労働省は書いています。加入している健康保険に聞きます。

種類と、実施している医療機関の数

令和5年6月30日時点の実績報告は、次のとおりです。種類は令和8年9月現在で71種類なので、数は年によって変わります。

区分(令和5年6月30日時点)技術の数実施医療機関患者数先進医療に係る費用の総額
先進医療A28種類389施設142,653人約96.6億円
先進医療B53種類166施設1,629人約4.6億円
合計81種類477施設144,282人約101.2億円

厚生労働省「令和5年6月30日時点における先進医療に係る費用」(令和5年度実績報告)。実施医療機関は技術ごとの数で、合計は重ねて数えていません。実施している医療機関の一覧は、厚生労働省の先進医療のページにあります(2026年10月16日確認)。

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このページの出どころ

このページの作成日:2026年10月16日(制度や数字が新しくなったら、作り直します)

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このページは、患者と、患者の家族の立場で、厚生労働省などが公開している資料を調べて並べたものです。本ページの内容は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療方針や税務・手続きの個別の判断を示すものではありません。運営者は医師・薬剤師・税理士ではありません。制度や金額は改定されることがあります。最新の情報は公式資料でご確認のうえ、個別のご相談は医師・薬剤師、加入している健康保険の窓口、市区町村、税務署などにお願いします。