親の暮らしが心配になったときの相談先になる地域包括支援センター(高齢者とその家族の総合相談窓口)は、全国に5,487か所あり、ブランチ(支所)を含めると7,374か所です(厚生労働省のページ、令和7年4月末現在)。

設置しているのは市町村で、全市町村にセンターがあります。名前や場所が分からないときは、お住まいの市町村の高齢者福祉担当課などに聞くよう、厚生労働省のページに書かれています(2026年10月24日確認)。

今日できること(1分)

親が暮らす市区町村の名前と「地域包括支援センター」を続けて検索し、出てきた電話番号を1つ、メモ帳に書き写す。

窓口でそのまま言える一言

『離れて暮らす子どもですが、そちらの地域に住む母のことで、電話で相談させてもらえますか?』

親の市区町村のセンターに電話をかけたとき、最初に言います。父なら「父」に替えて言えます。

センターの数と、遠くの家族の相談

項目数字・記載時点・出どころ
センター(本所)5,487か所令和7年4月末現在・厚生労働省のページ
ブランチ(支所)を含む7,374か所同上
ブランチだけの数(引き算)1,887か所7,374から5,487を引いた数
設置しているところ市町村「市町村が設置しています」と記載
サービスの単位として想定する範囲日常生活圏域(中学校区)厚生労働省の地方厚生局が出しているパンフレット
遠方介護・ダブルケアの問い合わせが寄せられる市町村4〜5割家族介護者支援のマニュアル(p.7)

数字は厚生労働省の公開ページとマニュアルの記載。時点は表のとおりです。

遠くの子からの相談は、センターの仕事に入っているか

厚生労働省のマニュアル(市町村・地域包括支援センターによる家族介護者支援)は、要介護者と共に家族介護者にも同等に相談支援の対象として関わる、と書いています(p.9)。遠方介護などによる介護負担も、家族介護者支援の課題の1つに挙げています(p.5)。

つまり、親と同じ家に住んでいない子も、相談の対象から外れてはいません。遠方介護やダブルケアの問い合わせは4〜5割の市町村に寄せられている、とも報告されています(p.7)。

どのセンターに電話するか

センターは市町村が置く窓口です。担当する範囲を細かく決めた条文は、今回開いた資料の中には出てきませんでした。親の暮らす市区町村に置かれたセンターが、その地域を受け持つ形になります。

自分の住む町の役所で聞くと、その町のセンターの話になります。親の件は、親の暮らす市区町村の高齢者福祉担当課か、そこのセンターに聞くと話がそろいます。全国のセンターの一覧は、厚生労働省のページから各都道府県のページへ進んで探せます。

関連ページ

この話をnoteで読む「親とは離れて暮らしています。私の住む町の窓口ではなく、親の地域に相談するのですか?」 第235問

このページの出どころ

このページの作成日:2026年10月24日(制度や数字が新しくなったら、作り直します)

ご利用にあたって(免責事項)

このページは、患者と、患者の家族の立場で、厚生労働省などが公開している資料を調べて並べたものです。本ページの内容は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療方針や税務・手続きの個別の判断を示すものではありません。運営者は医師・薬剤師・税理士ではありません。制度や金額は改定されることがあります。最新の情報は公式資料でご確認のうえ、個別のご相談は医師・薬剤師、加入している健康保険の窓口、市区町村、税務署などにお願いします。