6歳未満の子の薬を受け取るとき、薬剤師が飲ませ方などを家族に聞いて説明し、手帳に書くと、会計に12点が加わります(調剤報酬点数表・令和8年6月1日施行の点数表、2026年10月23日確認)。

粉薬をペーストにして頬の内側に塗る方法は、国立成育医療研究センターと医薬品医療機器総合機構(PMDA)の案内に載っています。ただし薬によって、水で練ってよいか、何に混ぜてよいかは変わるため、その薬に合うやり方を受け取る窓口で聞けます。

今日できること(1分)

次に子どもの薬をもらう日のために、子どもの分のお薬手帳を、受付で出す袋かバッグの手前に入れておく。

窓口でそのまま言える一言

『この粉薬、赤ちゃんにどうやって飲ませればいいか、ここで教えてもらえますか。』

子どもの薬を受け取る薬局の窓口で、薬の説明が始まるときに言います。

赤ちゃんに粉薬を飲ませる方法と、混ぜ方の注意

やり方手順気をつける点
そのまま溶かす飲ませる直前に少量の水か湯ざましを加えて混ぜ、スプーンかスポイトで口に入れ、そのあと水や湯ざましを飲ませる話しかけながら。上手に飲めたらほめる
練って塗る少量の水で練ってペースト状にし、頬の内側や上あごに塗ってから、水やぬるま湯を飲ませる舌先は苦味を強く感じるので避ける
好む食べ物に少量混ぜる赤ちゃんが好む飲食物の少量に、飲ませる直前に混ぜるミルクやおかゆなど主食には混ぜない(その食べ物を嫌いになるおそれ)。1歳未満にはちみつは使わない
冷たいものに包む/補助ゼリーアイスやシャーベット、薬局などで売る服用補助のゼリーに包む冷たいと味覚が鈍る。混ぜたまま置くと苦味が増えることがある
混ぜない方がよい飲み物オレンジジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料、ヨーグルト酸が強いと、薬のコーティングがはがれて苦味が出たり、効きが弱まったりすることがある

出典:PMDA「くすりのQ&A」Q8、国立成育医療研究センター「お薬Q&A」薬の飲み方(いずれも2026年10月23日確認)。

薬局で聞くと、会計の何が変わるか

6歳未満の子の調剤で、必要な情報を家族に直接聞いたうえで服薬の指導をし、その内容を手帳に書くと、乳幼児服薬指導加算(6歳未満の子への説明の上乗せ)として12点が加わります。令和6年版の調剤報酬点数表(別表第三)では服薬管理指導料の注7に、令和8年6月1日施行の点数表でも12点と載っています。

会計の行点数どんなとき
服薬管理指導料(原則3月以内に再び処方箋を持参し手帳を出した)45点令和8年度改定後も45点(改定前も45点)
服薬管理指導料(上の人以外)59点令和8年度改定後も59点(改定前も59点)
乳幼児服薬指導加算12点6歳未満の子の薬で、家族への確認・説明と手帳への記載があったとき

出典:厚生労働省「令和8年度診療報酬改定の概要【調剤】」、同「別表第三 調剤報酬点数表」(令和6年版)、日本薬剤師会作成の点数表(令和8年6月1日施行)。いずれも2026年10月23日確認。

条件と、ふつうと違うところ

12点は、薬剤師が聞き取りと説明をして手帳に書いた会計に付く行です。受け取りの窓口で飲ませ方を聞いたことが、そのまま点数の条件になるわけではないので、明細に載るかどうかは薬局の算定によります。

障害のある子への小児特定加算(350点)は、この12点とは同時に付きません(令和6年版の点数表)。また、練ってよいか、何に溶かしてよいかは薬ごとに違い、前回の薬でできた方法が今回の薬で使えるとは限りません。飲む時間帯も、お腹がいっぱいのときや寝ているときは飲みにくいため、薬剤師に聞いておけます。

関連ページ

この話をnoteで読む赤ちゃんの粉薬、飲ませるやり方を薬局で教えてもらえますか? 第243問

このページの出どころ

このページの作成日:2026年10月23日(制度や数字が新しくなったら、作り直します)

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このページは、患者と、患者の家族の立場で、厚生労働省などが公開している資料を調べて並べたものです。本ページの内容は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療方針や税務・手続きの個別の判断を示すものではありません。運営者は医師・薬剤師・税理士ではありません。制度や金額は改定されることがあります。最新の情報は公式資料でご確認のうえ、個別のご相談は医師・薬剤師、加入している健康保険の窓口、市区町村、税務署などにお願いします。