調剤明細書に「在宅患者調剤加算」という項目が載っていて、気になった方のためのページです。この名前は、いまの調剤報酬点数表にはありません。どういうことか、わかりやすく解説します。
在宅患者調剤加算とは(以前の項目名)
在宅患者調剤加算は、かつて、在宅医療(訪問診療・往診など)を受けている患者さんの処方箋を調剤した際に算定されていた加算です。在宅での療養を支えるために薬局が整えている体制に対する費用でした。現在の調剤報酬点数表(令和8年〈2026年〉6月1日施行)には、この名前の項目はありません。少し前の明細書をご覧になっている場合は、当時の項目名が記載されていることがあります。
いまは「在宅薬学総合体制加算」
在宅医療に対応するための薬局の体制は、いまは「在宅薬学総合体制加算」として評価されています。届け出を行い要件を満たした薬局が、在宅患者の処方箋を受け付けて調剤した場合に算定できる加算です。加算1は30点(300円)、加算2は、単一建物の診療患者または居住者が1人の場合(いわゆる個人宅への訪問)が100点(1,000円)、それ以外が50点(500円)です。3割負担の方なら、窓口ではそれぞれ約90円・約300円・約150円にあたります。(出典:調剤報酬点数表 別表第三 区分番号00 調剤基本料 注13/令和8年度診療報酬改定の概要【調剤】p.24)
在宅に対応している薬局とは
在宅患者への対応には、急な処方への対応、休日・夜間の対応、薬のお届けなど、通常の調剤とは異なる体制が必要です。明細書にこの加算が記載されている場合、その薬局が在宅医療に対応する体制を届け出ている薬局であることを示しています。
在宅医療に関する費用や制度について不明な点があれば、担当の薬剤師や訪問看護師、ケアマネジャーに相談することをおすすめします。
明細書のこの行を見たときに
明細書にこの名前が出ていたら、窓口でそのまま聞けます。「この項目は、何をしてもらった分ですか。」
薬局や調剤明細書のこと、
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読んでみましょう
調剤明細書には、お薬代の内訳がすべて書かれています。まだ読んだことがない方でも、順番に確認できるよう解説しています。
調剤明細書の読み方を見る→ 費用の内訳もあわせて知りたい方はこちら→
順番に整理しましょう
明細書を見たことはあっても、項目の意味がわからないと読みこなせません。費用の内訳から確認すると、全体像がつかめます。
お薬代の内訳を知る→ 明細書の各項目をあわせて確認する→
仕組みを整理しましょう
薬局によってお薬代が変わることがあります。なぜ変わるのか、その仕組みを知っておくと、自分で判断できるようになります。
薬局ごとの違いを知る→ お薬代の内訳から確認する→
実際のデータを確認してみましょう
調剤明細書の読み方を知っている方は、薬局のデータと照らし合わせるとさらに理解が深まります。
薬局のデータを確認する→ 改めて明細書の項目を確認する→