余った薬(残薬)はどうする? 捨てる前に、薬局や病院で言える一言
家に薬が残っているとき、親の薬が多くて管理しきれないときに、先に知っておくと動きやすいことと、窓口でそのまま言える一言をまとめました。
- 余った薬は、捨てたほうがいい?
- 捨てる前に、次の受診のときに医師か薬剤師に伝えます。残っている分に合わせて、次に出す量を調整してもらえることがあります。一言へ
- 残っている薬は、持っていったほうがいい?
- 持っていくと、何がどれだけ残っているかを薬剤師が見て整理できます。どの薬を持っていくか迷ったら、全部まとめて持っていけば足ります。一言へ
- 古い薬や、家族の同じ薬を飲んでもいい?
- 自分で決めずに、医師か薬剤師に確かめます。まとめて飲む・家族の薬と合わせる、はしないでください。
- 飲み忘れて余ってしまう
- 飲む時間ごとに1袋にまとめてもらえる「一包化」を、薬局で頼めることがあります。一言へ
- 親の薬が多すぎて、どれを減らせるか分からない
- 何種類から問題、という決まった線はありません。一度まとめて見てもらうよう頼めます。減らすかどうかは医師が決めます。一言へ
- この薬は、ずっと飲み続けるもの?
- 「やめどき」を医師に聞いてかまいません。自分の判断でやめたり減らしたりはしないでください。一言へ
窓口でそのまま言える一言
-
家に薬が残っている
残っている薬を持っていって、次の量を合わせてもらうための一言です。
「家に残っている薬があります。持ってきたので、次の処方の量を調整していただけますか。」
-
飲む時間ごとに分けるのが大変
家で毎朝仕分けしている手間を、薬局に頼めるかを聞きます。できるかどうかは薬剤師が判断します。
「朝昼晩で飲む薬が多いのですが、飲む時間ごとに1袋にまとめてもらうことはできますか。」
-
親の薬の数が多い
どれを減らすかを自分で決めずに、まとめて見てもらうための一言です。
「薬の数が多いのですが、一度まとめて見ていただけますか。」
-
この薬をいつまで飲むのか分からない
診察の最後に、1つだけ足して聞く一言です。
「先生、あと1つだけ。この薬、やめどきはいつですか。」
今日できる、ひとつのこと
家に残っている薬を、袋ごと1か所に集めておく。次に病院か薬局へ行くとき、その袋を持っていけば足ります。
次に見る場面
- 家まで来てくれる薬局をさがす通うのが難しい親の薬の管理に
- 薬局で、薬剤師に聞く一言受け取るときの場面をまとめて
- 診察室で、医師に聞く一言やめどきや薬の数を相談するときに
- 処方箋の期限・忘れたとき・薬局の選び方処方箋で迷ったときに
このページの出どころ
- 残っている薬の整理と服薬の管理の支援:調剤報酬点数表(別表第三)外来服薬支援料・令和8年度診療報酬改定(厚生労働省)
- 飲む時点ごとに1袋にまとめる調剤(一包化):調剤報酬点数表(別表第三)外来服薬支援料・令和8年度診療報酬改定(厚生労働省)
- 薬の数が多いことに伴う問題(ポリファーマシー):高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)(厚生労働省・2018年5月)
- 同じ投薬をみだりに繰り返さないこと:保険医療機関及び保険医療養担当規則 第20条第2号ハ(e-Gov法令検索・2026年9月9日確認)
このサイトは、患者と、患者の家族の立場で、厚生労働省などが公開している情報を調べて並べたものです。このページを書いているのは医師でも薬剤師でもありません。ここにあるのは、先生に聞くための言葉だけです。
薬を始める・やめる・変えるといった判断は、必ず担当の医師・薬剤師にご相談ください。
本サイトの情報は一般的な情報提供が目的で、診断・治療方針を示すものではなく、特定の薬や商品をすすめるものでもありません。
更新:2026-10-06