ケアプランを作ってもらう費用は、利用者の自己負担が0円です。厚生労働省の介護サービス情報公表システムが「利用者負担はありません」と書いていて、ケアプランを作る費用に利用者の負担はありません(2026年10月27日確認)。
要介護の人は、ケアプランを作る事業所(居宅介護支援事業所)を選び直せます。要支援の人は、市区町村が置く高齢者の相談窓口(地域包括支援センター)が窓口になるので、相談先が先に変わります。
介護保険の被保険者証が手元にあるか見て、ケアプランを頼んでいる事業所の契約書を出し、解約や変更について書かれたページの端に付せんを貼ります。
『ケアマネジャーさんの事業所を替えたいです。何から手続きすればいいですか?』
お住まいの市区町村の介護保険の窓口か、地域包括支援センターで、最初にこの一言だけ言います。
要介護と要支援で、ケアプランを作る窓口はこう分かれる
| 認定の区分 | ケアプランを作る窓口 | 替えたいときの相談先 |
|---|---|---|
| 要介護1〜5 | 居宅介護支援事業所のケアマネジャー | 今の事業所と、移りたい事業所。迷うときは市区町村の介護保険の窓口か地域包括支援センター |
| 要支援1・2 | 地域包括支援センター。業務の一部を居宅介護支援事業所に頼んでいる場合がある | まず地域包括支援センター |
| 要支援の認定を受けた人 | 市区町村の総合事業の介護予防ケアマネジメントも、地域包括支援センターが担う | 市区町村の介護保険の窓口 |
厚生労働省「介護保険最新情報 Vol.1480」(令和8年3月13日)、生駒市の届出書の案内による。要支援の人の細かい扱いは、市区町村の要綱で違いが出ます。
替える手順と、費用・期間に関わる数字
| 項目 | わかっていること | 出どころ |
|---|---|---|
| ケアプラン作成の自己負担 | なし | 厚生労働省 介護サービス情報公表システム |
| 市区町村へ出す書類 | 居宅サービス計画作成依頼(変更)届出書。事業所を変えるときは変更の理由を書く欄がある | 生駒市 |
| 届出に添えるもの | 介護保険の被保険者証 | 生駒市 |
| 届出の手数料と受付 | 手数料0円。随時受付。本人か家族が出せる。事業所が代わりに出すこともできる | 生駒市 |
| 要支援の人の訪問の目安 | モニタリングは少なくとも3か月に1回、居宅を訪問して行う。要件を満たす場合は期間が延びることがあります | 厚生労働省 介護保険最新情報 Vol.1480 |
| 地域包括支援センターの数 | 全国5,487か所(支所を含めると7,374か所) | 厚生労働省(令和7年4月末現在) |
届出書の名前や提出先、受付の方法は市区町村ごとに違います。上の行のうち「生駒市」とあるものは、その市の案内に書かれていた内容です。
替えるときに押さえる条件と例外
ケアプランを作る費用に自己負担がないのは、居宅介護支援(ケアプランを作って事業所との調整をする仕組み)についての記載です。要支援の人の費用や、デイサービスなど実際に使うサービスの利用料は別の話で、この表の範囲には入れていません。
契約書には、解約や変更の申し出の期限が書かれていることがあります。期限の有無と日数は事業所ごとに違うため、手元の契約書で見ます。伝える相手は、今の事業所と移りたい事業所の両方です。移りたい事業所の探し方に迷うときは、市区町村の窓口や地域包括支援センターに聞けます。
替える前に、困っていることを1つだけ今の担当者に伝える道もあります。どちらを選んでも、被保険者証と届出書の流れは同じです。
関連ページ
この話をnoteで読むケアマネが合わないと感じているとき 第270問このページの出どころ
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「どんなサービスがあるの? - 居宅介護支援」
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group1.html(2026年10月27日確認) - 厚生労働省老健局「介護保険最新情報 Vol.1480」(令和8年3月13日)
https://www.mhlw.go.jp/content/001673837.pdf(2026年10月27日確認) - 厚生労働省「地域包括支援センターの概要」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/(2026年10月27日確認) - 生駒市「介護保険 居宅(介護予防)サービス計画作成依頼(変更)届出書」(自治体の案内の一例)
https://www.city.ikoma.lg.jp/0000019042.html(2026年10月27日確認)
このページの作成日:2026年10月27日(制度や数字が新しくなったら、作り直します)
このページは、患者と、患者の家族の立場で、厚生労働省などが公開している資料を調べて並べたものです。本ページの内容は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療方針や税務・手続きの個別の判断を示すものではありません。運営者は医師・薬剤師・税理士ではありません。制度や金額は改定されることがあります。最新の情報は公式資料でご確認のうえ、個別のご相談は医師・薬剤師、加入している健康保険の窓口、市区町村、税務署などにお願いします。