調剤明細書に「一包化加算」や「嚥下困難者調剤加算」という項目が載っていて、気になった方のためのページです。どちらも、いまの調剤報酬点数表にはない名前です。いまは何という項目になっているのかを解説します。
一包化は、いまは「外来服薬支援料2」
一包化とは、複数の薬を服用するタイミングごとに1つの袋にまとめる調剤のことです。飲み間違いを防ぎたい方や、薬の管理が難しい方(高齢の方、介護が必要な方など)に対して、医師の了解を得たうえで行われます。1回分ずつ袋に入ることで「朝・昼・夕・寝る前」などが一目でわかるようになります。
かつては「一包化加算」という名前でしたが、現在の調剤報酬点数表(令和8年〈2026年〉6月1日施行)では「外来服薬支援料2」として算定されます。2剤以上の内服薬、または1剤で3種類以上の内服薬について、服用するタイミングごとに一包化し、必要な指導等を行った場合が対象です。点数は投与日数によって決まり、42日分以下は7日分(またはその端数)を増すごとに34点、43日分以上は240点です。(出典:調剤報酬点数表 別表第三 区分番号14の2)
嚥下困難者調剤加算は、いまの点数表にありません
嚥下(えんげ)とは「飲み込む」ことです。錠剤やカプセルをそのまま飲み込むことが難しい方のために薬を調製する場合に、かつて「嚥下困難者調剤加算」という加算がありました。現在の調剤報酬点数表には、この名前の項目はありません。薬を砕く、別の形に整えるといった調製にかかる費用は、いまは「自家製剤加算」などの項目で扱われます。少し前の明細書をご覧になっている場合は、当時の項目名が記載されていることがあります。(出典:調剤報酬点数表 別表第三 区分番号01 薬剤調製料 注6)
ご自身の調剤明細書に記載があった場合は、薬剤師に「なぜこの項目がついているのか」を確認することができます。説明を受ける権利がありますので、遠慮なく聞いてみてください。
明細書のこの行を見たときに
明細書にこの名前が出ていたら、窓口でそのまま聞けます。「この項目は、何をしてもらった分ですか。」
薬局や調剤明細書のこと、
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読んでみましょう
調剤明細書には、お薬代の内訳がすべて書かれています。まだ読んだことがない方でも、順番に確認できるよう解説しています。
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順番に整理しましょう
明細書を見たことはあっても、項目の意味がわからないと読みこなせません。費用の内訳から確認すると、全体像がつかめます。
お薬代の内訳を知る→ 明細書の各項目をあわせて確認する→
仕組みを整理しましょう
薬局によってお薬代が変わることがあります。なぜ変わるのか、その仕組みを知っておくと、自分で判断できるようになります。
薬局ごとの違いを知る→ お薬代の内訳から確認する→
実際のデータを確認してみましょう
調剤明細書の読み方を知っている方は、薬局のデータと照らし合わせるとさらに理解が深まります。
薬局のデータを確認する→ 改めて明細書の項目を確認する→