患者は薬の知識をもつべき_ブログへの想い①
先日、心臓の弁置換手術を受けている父からLINEで相談が届きました。
「なんか最近、歯茎が腫れるんだけど、どうしたらいいかな?」
私は父に
「今飲んでいる薬が関係しているかもしれないよ」と伝えました。
「一度先生に相談してみたら?」と言うと、
父は「次の受診は3ヶ月後だから、その時に聞いてみるよ」と返事がありました。
すぐには先生に相談できない状況です。
そこで私は
「疑義照会という制度があるから、薬局にも相談できるよ」
と提案しました。
父は「そんな方法もあるんだね。じゃあ薬局に聞いてみるよ」と言い、実際に薬局へ電話をしました。
しかし、薬局の薬剤師さんからは
「次回の診察の際に先生に直接相談してください」
との返答だったそうです。
このやりとりを通じて私は疑問を感じました。
薬局は患者の服薬状況や不安をしっかりチェックして、必要があれば医師に確認したり、フィードバックをする役割があるはずです。
ただ「先生に聞いてください」で終わってしまうのは、患者にとっては心細いものだと、改めて感じました。
とはいえ、薬剤師さんだけを責めることではありません。
こうした経験を通して、患者自身や家族がしっかり情報や知識を得て、自分の身を守ることが何より大切だと痛感しました。
このブログは、私自身が感じた疑問や体験、そして学んだことを発信する場です。
医療や日常に関する小さな気づきも、誰かの役に立つかもしれません。
「自分の言葉」で伝えることで、少しでも誰かの安心につながれば嬉しいです。