ジルチアゼム(ヘルベッサーなど)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はジルチアゼムを飲んでいませんが、同じように血圧や心臓の薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、ジルチアゼム(商品名:ヘルベッサー®、各種ジェネリック)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
- ジルチアゼム(ヘルベッサー)ってどんな薬?
ジルチアゼムは「カルシウム拮抗薬」という種類の薬で、狭心症や本態性高血圧症(軽症~中等症)の治療に使われています。
血管の平滑筋細胞へのカルシウム流入を抑えることで、血管を広げて血圧を下げたり、心臓の血流を増やして狭心症の発作を予防します。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
ジルチアゼムは、アムロジピンやニフェジピンなど他のカルシウム拮抗薬と比べるとやや処方数は少なめですが、日本国内で数万人規模が服用していると推定されます。
特に心臓のリズムや狭心症の発作予防を目的に使われることが多い薬です。 - どんな製剤や種類があるの?
• 錠剤:30mg、60mg
• 徐放カプセル:100mg、200mg(1日1回タイプもあり)
• ジェネリック:多くのメーカーから同規格で発売されています - 薬の値段はどのくらい?
• ジルチアゼム塩酸塩30mg錠(ジェネリック):約5.9円/錠
• 徐放カプセル100mg(サワイ):約11.4円/カプセル - みんなはどうしてる?
ジルチアゼムは、毎日決まった時間に飲むことが大切です。
徐放カプセルの場合は「噛まずに飲む」ことがポイントです。
飲み忘れに気づいたときは、次の服用時間が近い場合は1回飛ばすようにしましょう。 - 気をつけたいこと
• 徐脈や房室ブロック、低血圧など心臓や血圧の副作用に注意が必要です。
• 肝機能障害や黄疸、消化器症状(便秘・下痢・腹痛など)がまれに起こることがあります。
• 他の薬との飲み合わせ(特にベンゾジアゼピン系やβ遮断薬など)に注意が必要です。
• PTPシートの誤飲に注意し、必ずシートから取り出して服用してください。 - ジェネリックって大丈夫?
ジルチアゼムは多くのジェネリックが出ており、先発品と同じ有効成分で国の基準もクリアしています。
気になる方は薬剤師に相談してみてください。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
ジルチアゼムは、世界中で狭心症や高血圧、不整脈の治療に使われているカルシウム拮抗薬です。
アメリカやヨーロッパでも長年使われており、実績のある薬です。 - まとめ
ジルチアゼム(ヘルベッサー)は、日本で数万人規模が飲んでいるカルシウム拮抗薬です。
ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。
世界中で長く使われている薬なので、安心感も大きいですね。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、血圧や心臓の薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!