シリーズ7 第5回:「一人で抱え込まないために──“今できる一歩”だけ決めておく」「離れて暮らす親の通院と薬──一人で抱え込まないために」 #175

シリーズを通して見えてくるのは、「離れて暮らす親の通院や薬の問題は、一気に解決しようとすると苦しくなる」ということです。状況は変化し続けますし、親の気持ちや兄弟それぞれの事情も絡むので、「完璧な正解」は最初から存在しません。​

だからこそ、「今の自分にできる一歩」を決めておくことが大切です。

  • 次に帰省したときに、お薬手帳を一緒に見せてもらう
  • 親がよく行く薬局で、「離れて住む家族として心配していること」を一度だけ相談してみる
  • 兄弟とのグループチャットを作り、「親の通院予定」と「気づいたこと」を共有する​

どれか一つでも動き出せば、「何もできていない自分」という感覚からは確実に抜け出せます。離れて暮らす親のことを考えるのは、ときに重く苦しいテーマです。でも、「全部自分でやる」前提を手放しながら、小さな工夫を積み重ねていくことで、「親も子どもも少しラクになる形」を少しずつ探っていけます。このシリーズが、そのための静かなきっかけになれば幸いです。