シリーズ7 第2回:「まずは“見える化”から──親の通院と薬の状況をどう把握するか」 「離れて暮らす親の通院と薬──一人で抱え込まないために」 #172
離れて暮らす親のことを考えるとき、「いきなり病院同行を毎回しよう」とすると、現実的には続かなくなってしまいます。最初にやりたいのは、「どの病院に、どのくらいの頻度で通っているのか」「今、どんな薬を飲んでいるのか」を、ざっくり見える形にすることです。
たとえば、帰省したタイミングや、少し時間に余裕がある電話のときに、こんなふうに聞いてみることができます。
「いつも行っている病院って、どこ?内科と整形外科、どっちも通ってる?」
「お薬手帳って持ってる?今度帰ったときに、一緒に見せてもらってもいい?」
お薬手帳や薬の説明書を一緒に眺めるだけでも、「こんなに薬が多いんだ」「この薬は長く続いているんだな」といったことが見えてきます。これを、メモ帳やスマホに簡単にまとめておくだけでも、今後相談するときの土台になります。最初は「正確さ」よりも、「ざっくり全体像をつかむ」ことを優先して大丈夫です。
