医療と生活のあいだにある、もうひとつの健康管理_ブログへの想い②

先日、著名なお医者さまの講演を聞く機会がありました。

印象的だったのは、「これからの日本に本当に必要なのは、セルフメディケーションの意識です」と強調されていたことです。

セルフメディケーションとは、
簡単にいえば「自分自身の健康に責任を持ち、日々のちょっとした体調管理や軽い不調に自分なりの工夫で対応すること」。

多くの人にとっての医療は、体の調子が悪くなったとき病院へ行き、医師に相談し、薬を処方してもらう―――そんな「受け身」のあり方が一般的かもしれません。

けれども、セルフメディケーションはその反対にあります。
つまり「病院に頼る前に、自分でできる健康管理を日常生活の中でしっかり実践する」という考え方です。

例えば、

  • 規則正しい生活習慣を意識する
  • 市販薬(OTC薬)を正しく使い、軽い不調は自分でケアする
  • 健康診断を積極的に受ける
  • 体調の微妙な変化を見逃さず、無理をしすぎない

こういった小さな積み重ねが、病気を未然に防いだり、医療費の節約にもつながるのだと知りました。

このお話を聞いて、「病院=頼る場所」という考えだけでなく、「自分でも健康をつくる主体である」という意識を持つことの新鮮さに気づきました。

これからの社会では、「医療機関に行く前に自分でできることをきちんとやる」ことがますます大切になっていくのかもしれません。

私自身も、日々の生活を見直し、できるところからセルフメディケーションに取り組んでいこうと思います。


みなさんは、日常生活のなかでどんなセルフメディケーションを実践していますか?

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