ペマフィブラート(パルモディア)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はペマフィブラートを飲んでいませんが、同じようにコレステロールや中性脂肪を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、ペマフィブラート(商品名:パルモディア®)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
- ペマフィブラート(パルモディア)ってどんな薬?
ペマフィブラートは「選択的PPARαモジュレーター(SPPARMα)」と呼ばれる新しいタイプの脂質異常症治療薬です。
主に中性脂肪(トリグリセライド)を下げ、HDL(善玉)コレステロールを上げる作用があります。
従来のフィブラート系薬よりも副作用が少なく、安全性が高いのが特徴です。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
ペマフィブラートは2018年に日本で発売された比較的新しい薬ですが、日本国内で徐々に処方数が増えている傾向があります。
現時点で数十万人規模が服用しているとは考えにくいですが、今後さらに普及が進むと予想されます。 - どんな製剤や種類があるの?
• パルモディア®錠:0.1mg、0.2mg、0.4mgの錠剤があります。
• パルモディアXR®錠:0.2mg、0.4mgの徐放錠もあります。 - 薬の値段はどのくらい?
• パルモディア®0.1mg錠(先発品):約34.9円/錠
• パルモディア®XR0.2mg錠(先発品):約49.3円/錠
• ジェネリック:現時点では発売されていません。 - みんなはどうしてる?
ペマフィブラートは、毎日決まった時間に1日1回(XR錠)または1日2回(通常錠)飲むのが基本です。
飲み忘れに気づいたときは、次の服用時間が近い場合は1回飛ばすようにしましょう。 - 気をつけたいこと
• 従来のフィブラート系薬よりも副作用が少ないとされていますが、まれに「筋肉痛・脱力感」「肝機能障害」「腎機能障害」などが起こることがあります。
• スタチン系薬との併用時は特に筋肉の症状に注意が必要です。
• 腎臓や肝臓に持病がある方、妊娠・授乳中の方は使用できません。 - ジェネリックって大丈夫?
ペマフィブラートは現時点でジェネリックは発売されていません。
今後発売される可能性がありますが、今は先発品のみです。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
ペマフィブラートは日本発の新しい薬で、海外でも承認・使用が広がりつつあります。
「日本発の新しい脂質異常症治療薬を飲んでいる」と思うと、少し特別な気持ちになるかもしれません。 - まとめ
ペマフィブラート(パルモディア)は、日本で徐々に普及している新しい脂質異常症治療薬です。
従来のフィブラート系薬よりも副作用が少なく、安全性が高いのが特徴です。
今後さらに処方が増えることが期待されています。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、脂質を下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!