フェノフィブラート(リピディル、トライコアなど)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はフェノフィブラートを飲んでいませんが、同じようにコレステロールや中性脂肪を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、フェノフィブラート(商品名:リピディル®、トライコア®、各種ジェネリック)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
- フェノフィブラート(リピディル、トライコア)ってどんな薬?
フェノフィブラートは「フィブラート系」と呼ばれる脂質異常症治療薬で、主に中性脂肪(トリグリセライド)を下げ、HDL(善玉)コレステロールを上げる作用もあります。
コレステロール値だけでなく、脂質全体のバランスを整えるのに役立つ薬です。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
NDBや市場データによると、フェノフィブラートは日本国内で数十万人規模が服用していると推定されます。
フィブラート系薬の中でも広く使われている薬です。 - どんな製剤や種類があるの?
• 先発品(リピディル®、トライコア®):錠剤やカプセルタイプがあり、1日1回の服用が多いです。
• ジェネリック:多くのメーカーから同じ規格の錠剤やカプセルが出ています。 - 薬の値段はどのくらい?
• リピディル®錠(先発品):規格やメーカーによって異なりますが、1錠あたり10~30円程度。
• ジェネリック:10.4円~20円程度(規格やメーカーによる)。 - みんなはどうしてる?
フェノフィブラートは、毎日決まった時間に1日1回飲むのが基本です。
食事の影響はほとんどありませんが、飲み忘れに気づいたときは次の服用時間が近い場合は1回飛ばすようにしましょう。 - 気をつけたいこと
• 重い副作用として「筋肉痛・脱力感」「肝機能障害」「腎機能障害」がまれに起こることがあります。筋肉痛やだるさ、尿の色が濃いなどがあればすぐに医師に相談しましょう。
• スタチン系薬との併用時は特に筋肉の症状に注意が必要です。
• 腎臓や肝臓に持病がある方、妊娠・授乳中の方は使用できません。 - ジェネリックって大丈夫?
フェノフィブラートは多くのジェネリックが出ており、先発品と同じ有効成分で国の基準もクリアしています。
価格も安く、品質も確保されているので安心して選べます。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
フェノフィブラートは、世界中で高脂血症・高トリグリセリド血症の治療に使われている代表的なフィブラート系薬です。
アメリカやヨーロッパでも長年使われており、実績のある薬です。 - まとめ
フェノフィブラート(リピディル、トライコア)は、日本で数十万人規模が飲んでいる脂質異常症治療薬です。
ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。
世界中で長く使われている薬なので、安心感も大きいですね。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、脂質を下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!