調剤明細書を一緒に読んでみましょう β版
明細を読めると、薬局との付き合い方を自分で選べる。
このページは、薬局を比べるためではなく、あなたが自分の明細を読み、薬局と上手に付き合うためのページです。
薬局でもらう「調剤明細書」には、いくつかの項目が記されています。
それぞれが何を意味するか、順番に確認してみましょう。
あなたの明細、どこまで読めていますか?
まずは3問だけ、調剤明細の見方をネェックしてみましょう。
Q1調剤明細書の「1点」は何円ですか?
10円です。保険医療の点数は1点=10円で計算されます。明細の「点数」欄の数字に10を掛けると、医療費の総額になります。
Q2「薬剤料」は何によって変わりますか?
薬の種類(先発品・ジェネリック品)によって変わります。同じ成分でも先発品とジェネリック品では価格が異なります。処方された薬が先発品かジェネリック品かを確認してみましょう。
Q3「調剤基本料」は何の料金ですか?
薬局が処方せんを受け付けるための基本料金です。薬局の規模や地域への貢献度によって区分(1〜3)が異なります。薬そのものの費用ではなく、薬局の体制によって決まる料金です。
お薬代は3つに分けて考えるとわかりやすい
薬局の体制で決まるもの
調剤基本料・各種加算など。薬局ごとに異なり、処方内容に関わらず同じ薬局なら一定です。
例:調剤基本料、地域支援体制加算
処方内容で変わるもの
調剤管理料・薬学管理料など。薬の種類・日数・お薬手帳の持参有無などによって変わります。
例:調剤管理料、薬学管理料
薬そのものの費用
薬剤料。先発品かジェネリック品かによって大きく異なります。医師・薬剤師に相談して選ぶことができます。
例:薬剤料(先発品・ジェネリック品)
調剤基本料は、薬局の「基本料金」です
タクシーに初乗り料金があるように、薬局にも処方箋を受け付けたときの基本料金があります。これは薬そのものの値段ではなく、薬局の体制・人・設備に対する料金です。
🚕 タクシー
💊 薬局
調剤基本料の区分は、良い・悪いを表すものではありません。薬局の立地・規模・役割などによって分類が変わります。
薬そのものの値段とは別に、薬局での確認・調製・説明・管理に対する料金が含まれます。
「調剤基本料」とは?
薬局が処方せんを受け付けるための基本的な料金です。薬局の規模や地域への貢献度によって区分(1〜3)が異なります。
薬局体制で決まります「調剤管理料」とは?
薬剤師がお薬を実際に調製・確認するための料金です(2024年6月改定前の「調剤料」に相当)。薬の種類や日数によって金額が変わります。
処方内容で変わります「薬剤料」とは?
お薬そのものの費用です。同じ成分でも先発品とジェネリック品(後発品)では価格が異なります。
薬そのものの費用です「薬学管理料」とは?
薬剤師から受ける服薬説明・指導に対する料金です(薬を作る「調剤管理料」とは別に算定されます)。お薬手帳の持参有無によって料金が変わることがあります。
持参物・状況で変わります「各種加算」とは?
薬局の取り組みや処方内容に応じて追加される項目です。後発品体制加算・地域支援体制加算・小児用量管理加算などが含まれます。
薬局の届出内容で変わります「自己負担額」の計算
上記の合計点数に10を掛けた金額が「総医療費」です。お持ちの保険証の種類(健康保険・後期高齢者医療など)によって、その1〜3割が窓口での自己負担額になります。
保険の区分で変わります💬 明細書に不明な項目があったときは、その場で薬剤師に確認することをおすすめします。「これは何ですか?」と聞くことは、患者の権利です。
次に薬局でもらった明細を、1枚だけ見てみましょう。
わからない項目があっても大丈夫です。まずは「これは何のお金かな?」と思うところから始めましょう。