ジルチアゼムを飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はジルチアゼムを飲んでいませんが、同じように血圧を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、ジルチアゼム(ヘルベッサー®など)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
- ジルチアゼムってどんな薬?
ジルチアゼムは「カルシウム拮抗薬」という種類の薬で、高血圧や狭心症の治療によく使われています。
日本では1974年に狭心症治療薬として登場し、1982年から高血圧にも使われるようになりました。
「ヘルベッサー®」という名前の先発品が有名ですが、多くのジェネリック(後発品)も出ています。 - どんな特徴があるの?
ジルチアゼムは、血管を広げて血圧を下げるだけでなく、心臓のリズムにも作用するのが特徴です。
同じカルシウム拮抗薬でも、アムロジピンやニフェジピンとは骨格が異なり、心臓の刺激伝導系にも働きかけます。
そのため、狭心症や不整脈にも使われることがあります。 - どんな製剤や種類があるの?
ジルチアゼムには、錠剤(30mg、60mg)や徐放カプセル(100mg、200mg)などがあります。
1日2~3回飲むタイプや、1日1回で済む徐放(ゆっくり効く)タイプもあります。
ジェネリックも多く、サワイ、トーワ、日医工、沢井製薬、東和薬品などさまざまなメーカーから出ています。 - 薬の値段はどのくらい?
• 先発品(ヘルベッサー®錠30mg):7.3円/錠
• ジェネリック(30mg錠):5.6円~5.9円/錠
• 徐放カプセル100mg(サワイ):11.4円/カプセル
• 徐放カプセル200mg(サワイ):27.2円/カプセル メーカーや規格によって少し違いますが、ジェネリックの方が安いです。 - みんなはどうしてる?
ジルチアゼムは日本全国で多くの人が飲んでいる薬です。
ジェネリックも広く使われており、薬局でも「どのメーカーが飲みやすいか」など相談できます。 - 気をつけたいこと
• 他の薬やサプリメントとの飲み合わせは、医師や薬剤師に必ず相談しましょう。
• 薬の量や飲み方は自己判断で変えず、必ず医師の指示に従ってください。
• 定期的な診察も大切です。血圧や体調の変化を確認しましょう。
• 急に薬をやめないこと。症状が悪化することがあるため、休薬が必要な場合は医師の指示に従いましょう。 - ジェネリックって大丈夫?
ジェネリックは先発品と同じ有効成分で、国の基準もクリアしています。
添加物や錠剤の形が違うこともあるので、「ちょっと気になる」という方は薬剤師に相談してみてください。 - まとめ
ジルチアゼムは、日本で多くの人が飲んでいるカルシウム拮抗薬です。
ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。
「みんなと同じ薬を飲んでいるんだ」と思うと、少し安心しませんか?
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、血圧を下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!