シリーズ7 第1回:「親の通院、なんとなく不安だけど“見て見ぬふり”になっていないか」 「離れて暮らす親の通院と薬──一人で抱え込まないために」 #171
親が遠くで暮らしていると、「ちゃんと病院に行けているのかな」「薬はちゃんと飲めているのかな」と気になりながらも、つい日々の忙しさの中で流してしまいがちです。電話で「大丈夫?」と聞いても、親はたいがい「大丈夫だよ」と答えてくれますが、その言葉だけで本当に安心していいのか、どこかモヤモヤが残ることもあります。
多くの子ども世代は、「いざとなったら自分がどうにかしなきゃ」と心のどこかで思っています。けれど実際には、仕事や自分の家族のことで手いっぱいで、「何から手をつければいいのか分からない」状態に陥りがちです。その結果、「気になっているのに、具体的な行動には移せていない」という、いちばんしんどい中途半端さにとどまってしまいます。
このシリーズでは、いきなり「全部やる」ことを目指すのではなく、「まずは何を把握しておくといいのか」「どこから人に頼っていいのか」を、小さなステップに分けて考えていきます。最初の一歩は、「親の通院と薬の状況を、ざっくりでも見える形にすること」です。
