シリーズ1 第1回:「薬局ってこんなに多いの?──知らないうちに起きている“薬局バブル”」 「街の薬局から見える未来――“誰と出会うか”が健康を変える」 #111
街を歩いていて、「あれ?ここにも薬局?」と思ったこと、ありませんか?
実は今、日本にはコンビニよりも多い薬局があります。数にするとなんと6万店舗以上。ちょっとびっくりしますよね。
以前は、病院のそばにある薬局で薬をもらう──というのが普通でした。けれど今では、駅前、スーパーの中、住宅街の角…どこにでも薬局があるようになりました。
なぜこんなに増えたのかというと、薬局はお医者さんが出す“処方せん”をもとに薬を準備して渡すことで、国から決まった料金(報酬)をもらえる仕組みだからです。言ってしまえば、「たくさん薬を渡すほど収入が安定する」構造でした。
だからこそ、大手チェーンの薬局がどんどん増え、効率よく薬を渡す仕組みを整えました。ですが、ここ数年でその流れが変わりつつあります。なぜなら、「薬を出すだけではダメ」という風向きに変わってきたからです。
患者さんにとっても、「たくさんある薬局の中で、どこを選べばいいの?」という時代になってきました。
次回は、そんな“薬をもらうだけでは終わらない”時代のお話をしていきます。
