ロスバスタチン(クレストールなど)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はロスバスタチンを飲んでいませんが、同じようにコレステロールを下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、ロスバスタチン(商品名:クレストール®、各種ジェネリック)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
- ロスバスタチン(クレストール)ってどんな薬?
ロスバスタチンは「スタチン系」と呼ばれる高脂血症治療薬で、肝臓でコレステロールが作られるのを強力に抑え、血液中の悪玉コレステロール(LDL)を下げる薬です。
動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクを減らす目的でも使われています。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
NDBオープンデータや医薬品市場データによると、ロスバスタチンは日本国内で最も多く処方されているスタチン系薬で、推定200万人以上が服用しています。
院外・院内あわせて年間約10億錠が処方されており、アトルバスタチンを上回るトップシェアです。 - どんな製剤や種類があるの?
• 先発品(クレストール®):2.5mg、5mgの錠剤、OD錠(口腔内崩壊錠)もあり
• ジェネリック:多数のメーカー(サワイ、日医工、東和薬品、第一三共エスファ、タカタ、オーハラ、サンド、ニプロなど)から2.5mg、5mg、10mgの錠剤やOD錠が出ています - 薬の値段はどのくらい?
• クレストール®2.5mg錠(先発品):18.5円/錠
• クレストール®5mg錠(先発品):30.6円/錠
• ジェネリック2.5mg錠:10.4円/錠
• ジェネリック5mg錠:10.4~18.4円/錠(メーカーによる) - みんなはどうしてる?
ロスバスタチンは、毎日決まった時間に1日1回飲むのが基本です。
食事の影響はほとんどありません。飲み忘れに気づいたときは、次の服用時間が近い場合は1回飛ばすようにしましょう。 - 気をつけたいこと
• 重い副作用として「横紋筋融解症」や「肝機能障害」がまれに起こることがあります。筋肉痛、脱力感、尿の色が濃い、発熱などがあればすぐに医師に相談しましょう。
• 肝臓や腎臓に持病がある方、妊娠・授乳中の方は使用できません。
• 他の薬との飲み合わせ(一部の抗真菌薬、抗ウイルス薬、フィブラート系薬など)に注意が必要です。 - ジェネリックって大丈夫?
ロスバスタチンは多くのジェネリックが出ており、先発品と同じ有効成分で国の基準もクリアしています。
価格も安く、品質も確保されているので安心して選べます。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
ロスバスタチンは、世界中で高脂血症・脂質異常症の治療に使われている代表的なスタチン系薬です。
アメリカやヨーロッパでも第一選択薬として広く使われています。 - まとめ
ロスバスタチン(クレストール)は、日本で200万人以上が飲んでいる高脂血症治療薬です。
ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。
世界中で長く使われている薬なので、安心感も大きいですね。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、コレステロールを下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!