リシノプリル(ゼストリル)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はリシノプリルを飲んでいませんが、同じように血圧を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。今回は、リシノプリル(ゼストリル®、ロンゲス®など)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
- リシノプリルってどんな薬?
リシノプリルは「ACE阻害薬」という種類の薬で、高血圧や心不全の治療によく使われています。プロドラッグではなく、体内でそのまま働くのが特徴で、1日1回の服用で24時間しっかり血圧を下げる持続型の薬です。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
ACE阻害薬全体の中で、リシノプリルを服用している患者は推定で10万人程度と考えられます。心不全の治療にも使われるため、循環器科でもよく処方される薬です。 - どんな製剤や種類があるの?
リシノプリルには、錠剤(5mg、10mg、20mg)があります。「ロンゲス®」と「ゼストリル®」の2つの先発品があり、東和薬品などからジェネリックも出ています。1日1回、決まった時間に服用し、食事の影響は受けません。 - 薬の値段はどのくらい?
• 先発品(ロンゲス®):5mg錠で14.6円/錠、10mg錠で18.6円/錠、20mg錠で19.6円/錠
• ジェネリック:5mg錠で10.4円/錠、10mg錠で10.4円/錠と、先発品より安価です
ジェネリックの方が安いので、医療費の節約にもなります。 - みんなはどうしてる?
リシノプリルは日本全国で多くの人が飲んでいる薬です。「1日1回で済むから飲み忘れが少ない」と感じている方が多いようです。 - 気をつけたいこと
• 他の薬やサプリメントとの飲み合わせは、医師や薬剤師に必ず相談しましょう
• 薬の量や飲み方は自己判断で変えず、必ず医師の指示に従ってください
• 定期的な診察も大切です。血圧や体調の変化を確認しましょう
• 空咳が出ることがありますが、これはACE阻害薬特有の副作用です - ジェネリックって大丈夫?
ジェネリックは先発品と同じ有効成分で、国の基準もクリアしています。添加物や錠剤の形が違うこともあるので、「ちょっと気になる」という方は薬剤師に相談してみてください。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
リシノプリルは、日本だけでなく世界中で承認・使用されている薬です。アメリカでは「Zestril®」や「Prinivil®」、イギリスなどでは様々な商品名で広く使われています。「世界で認められている薬を日本で飲んでいる」と思うと、少し特別な気持ちになるかもしれません。 - まとめ
リシノプリルは、日本で約10万人程度の人が飲んでいるACE阻害薬です。ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。さらに、世界中で承認・使用されている薬というのも、とても安心できるポイントです。