ベザフィブラート(ベザトールSRなど)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はベザフィブラートを飲んでいませんが、同じようにコレステロールや中性脂肪を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、ベザフィブラート(商品名:ベザトールSR®、各種ジェネリック)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
- ベザフィブラート(ベザトールSR)ってどんな薬?
ベザフィブラートは「フィブラート系」や「PPARα作動薬」と呼ばれる脂質異常症治療薬です。
主に中性脂肪(トリグリセライド)を下げ、HDL(善玉)コレステロールを上げる作用もあります。
コレステロール値だけでなく、脂質全体のバランスを整えるのに役立つ薬です。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
NDBや市場データによると、ベザフィブラートは日本国内で数十万人規模が服用していると推定されます。
フィブラート系薬としては最も長い実績があり、広く使われています。 - どんな製剤や種類があるの?
• 先発品(ベザトールSR®):200mgの徐放錠(SR錠)があります。
• ジェネリック:多くのメーカーから200mgのSR錠が出ています。 - 薬の値段はどのくらい?
• ベザトールSR®200mg錠(先発品):約46.7円/錠
• ジェネリック200mgSR錠:10.4円~24.5円/錠(メーカーによる) - みんなはどうしてる?
ベザフィブラートは、1日2回(朝・夕)または1日1回の服用が多いです。
食事の影響はほとんどありませんが、飲み忘れに気づいたときは次の服用時間が近い場合は1回飛ばすようにしましょう。 - 気をつけたいこと
• 重い副作用として「筋肉痛・脱力感」「肝機能障害」「腎機能障害」がまれに起こることがあります。筋肉痛やだるさ、尿の色が濃いなどがあればすぐに医師に相談しましょう。
• スタチン系薬との併用時は特に筋肉の症状に注意が必要です。
• 腎臓や肝臓に持病がある方、妊娠・授乳中の方は使用できません。 - ジェネリックって大丈夫?
ベザフィブラートは多くのジェネリックが出ており、先発品と同じ有効成分で国の基準もクリアしています。
価格も安く、品質も確保されているので安心して選べます。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
ベザフィブラートは、世界中で高脂血症・高トリグリセリド血症の治療に使われているフィブラート系薬です。
アジアやヨーロッパでも長年使われており、実績のある薬です。 - まとめ
ベザフィブラート(ベザトールSR)は、日本で数十万人規模が飲んでいる脂質異常症治療薬です。
ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。
世界中で長く使われている薬なので、安心感も大きいですね。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、脂質を下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!