ピタバスタチン(リバロなど)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はピタバスタチンを飲んでいませんが、同じようにコレステロールを下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、ピタバスタチン(商品名:リバロ®、各種ジェネリック)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
- ピタバスタチン(リバロ)ってどんな薬?
ピタバスタチンは「スタチン系」と呼ばれる高脂血症治療薬で、肝臓でコレステロールが作られるのを抑え、血液中の悪玉コレステロール(LDL)を下げる薬です。
日本で開発されたスタチンで、HDL(善玉コレステロール)を上げる作用も期待できるのが特徴です。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
ピタバスタチンは日本国内で数十万人規模が服用していると推定されます。
スタチン系薬の中ではアトルバスタチンやロスバスタチンに次いでよく使われている薬です。 - どんな製剤や種類があるの?
• 先発品(リバロ®):1mg、2mg、4mgの錠剤とOD錠(口腔内崩壊錠)があります。
• ジェネリック:多くのメーカー(沢井製薬、東和薬品、日医工、サンド、アメル、タカタ、ニプロなど)から1mg、2mg、4mgの錠剤・OD錠が出ています。 - 薬の値段はどのくらい?
• リバロ®1mg錠(先発品):20.7円/錠
• リバロ®2mg錠(先発品):34.5円/錠
• リバロ®4mg錠(先発品):63.8円/錠
• ジェネリック1mg錠:10.4円~13.6円/錠
• ジェネリック2mg錠:12.9円~17.8円/錠
• ジェネリック4mg錠:23.7円~30.2円/錠 - みんなはどうしてる?
ピタバスタチンは、毎日決まった時間に1日1回飲むのが基本です。
食事の影響はほとんどありません。
OD錠(口の中で溶ける錠剤)もあるので、飲み込みが苦手な方にも使いやすいです。 - 気をつけたいこと
• 重い副作用として「横紋筋融解症」や「肝機能障害」がまれに起こることがあります。筋肉痛、脱力感、尿の色が濃い、発熱などがあればすぐに医師に相談しましょう。
• 消化器症状(胃の不快感、便秘)や筋肉症状も報告されていますが、頻度は低めです。
• 他の薬との飲み合わせ(特にシクロスポリンやフィブラート系薬など)に注意が必要です。 - ジェネリックって大丈夫?
ピタバスタチンは多くのジェネリックが出ており、先発品と同じ有効成分で国の基準もクリアしています。
価格も安く、品質も確保されているので安心して選べます。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
ピタバスタチンは、日本で開発され、アジアを中心に世界各国で承認・使用されています。
「日本発のスタチンを飲んでいる」と思うと、少し特別な気持ちになるかもしれません。 - まとめ
ピタバスタチン(リバロ)は、日本で数十万人規模が飲んでいる高脂血症治療薬です。
ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。
日本発のスタチンとして、世界でも使われている薬です。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、コレステロールを下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!