ニフェジピンを飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はニフェジピンを飲んでいませんが、同じように血圧を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、ニフェジピン(アダラート®など)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
1. ニフェジピンってどんな薬?
ニフェジピンは、高血圧や狭心症の治療で広く使われている「カルシウム拮抗薬」という種類の薬です12。
「アダラート®」という名前の先発品が有名ですが、今は多くのジェネリック(後発品)も出ています3。
血管を広げて血圧を下げたり、心臓の血管(冠動脈)の血流を増やして狭心症の発作を予防する働きがあります2。
2. どれくらいの人が飲んでいるの?
ニフェジピンは、日本で非常に多くの人が飲んでいる代表的なカルシウム拮抗薬です1。
正確な患者数は公開されていませんが、アムロジピンと並んで高血圧治療薬の中でもトップクラスの処方数があります。
多くの病院やクリニックで処方されている、身近な薬です。
3. ジェネリック、どんな感じ?
NDBや調剤現場のデータを見ると、ニフェジピンもジェネリックが圧倒的に多く使われていることが分かります3。
三和化学研究所、日医工、鶴原製薬、沢井製薬、ニプロなど、多くのメーカーからジェネリックが出ており、先発品と変わらない品質で、より安価に入手できます3。
薬価は10mg錠で5.9円~8.9円程度と、メーカーや規格によって異なりますが、先発品(アダラート®CR錠)は7.2円程度です3。
4. どんな形の薬があるの?
ニフェジピンは、「徐放錠(CR錠、L錠)」と呼ばれる、ゆっくり溶けて効果が持続するタイプが主流です42。
10mg、20mg、40mgなど複数の規格があり、色や大きさもメーカーによって少し違います4。
淡赤色や白色の錠剤が多いです。
5. 薬の値段はどのくらい?
- 先発品(アダラート®CR錠10mg):1錠7.2円
- ジェネリック:10mg錠で5.9円~8.9円程度(メーカーや規格によって異なります)
ジェネリックの方が安いので、医療費の節約にもなります3。
6. みんなはどうしてる?
ニフェジピンは日本全国で多くの人が飲んでいるようです。
「体調がよくなったから」と自己判断で薬をやめたり、量を変えたりせず、必ず医師の指示通りに飲み続けることが大切です2。
7. 気をつけたいこと
- **他の薬やサプリメントとの飲み合わせ**は、医師や薬剤師に必ず相談しましょう2。
- **薬の量や飲み方**は自己判断で変えず、必ず医師の指示に従ってください2。
- **定期的な診察**も大切です。血圧や体調の変化を確認しましょう2。
- **心臓や血管に病気がある方、血圧が低い方、腎臓や肝臓に障害がある方**は、特に注意が必要です2。
8. ジェネリックって大丈夫?
ジェネリックは先発品と同じ有効成分で、国の基準もクリアしています3。
ただ、添加物や錠剤の形が違うこともあるので、「ちょっと気になる」という方は薬剤師に相談してみてください。
9. 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
ニフェジピンは、日本だけでなく世界中で承認・使用されている薬です。
ただし、日本の「アダラート®CR錠」と同じ製剤は海外では承認されていませんが、米国やドイツなどでは「有核二層錠」など別の製剤で広く使われています5。
「世界で認められている薬を日本で飲んでいる」と思うと、少し特別な気持ちになるかもしれません。
10. まとめ
ニフェジピンは、日本で多くの人が飲んでいるカルシウム拮抗薬です。
ジェネリックが圧倒的に多く使われており、先発品もジェネリックも選べます。
さらに、世界中で承認・使用されている薬というのも、とても安心できるポイントです。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、血圧を下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!