エナラプリル(レニベース)を飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はエナラプリルを飲んでいませんが、同じように血圧を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。今回は、エナラプリル(レニベース®など)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
- エナラプリルってどんな薬?
エナラプリルは「ACE阻害薬」という種類の薬で、高血圧や心不全の治療によく使われています。日本では1980年代から使われている歴史のある薬で、「レニベース®」という名前の先発品が有名ですが、多くのジェネリック(後発品)も出ています。 - どれくらいの人が飲んでいるの?
ACE阻害薬全体では、日本で約90万人程度の患者が服用していると推定されています。エナラプリル単体では、小児への処方だけでも年間3,000件以上の実績があり、大人も含めると推定で20万人程度の患者がエナラプリルを服用していると考えられます。 - どんな製剤や種類があるの?
エナラプリルには、錠剤(2.5mg、5mg、10mg)や細粒があります。1日1回の服用で済むのが特徴で、食事の影響もほとんどありません。ジェネリックも多く、東和薬品、沢井製薬、日医工ファーマ、日本ジェネリックなどさまざまなメーカーから出ています。 - 薬の値段はどのくらい?
• 先発品(レニベース®):2.5mg錠で11円/錠、5mg錠で13.2円/錠、10mg錠で13.9円/錠
• ジェネリック:多くが10.4円/錠と統一されており、メーカーによらずほぼ同価格です
ジェネリックの方が安いので、医療費の節約にもなります。 - みんなはどうしてる?
エナラプリルは日本全国で多くの人が飲んでいる薬です。特に心不全の治療でも使われるため、医師の指示通りに飲み続けることが大切です。 - 気をつけたいこと
• 他の薬やサプリメントとの飲み合わせは、医師や薬剤師に必ず相談しましょう
• 薬の量や飲み方は自己判断で変えず、必ず医師の指示に従ってください
• 定期的な診察も大切です。血圧や体調の変化を確認しましょう
• 空咳が出ることがありますが、これはACE阻害薬特有の副作用です - ジェネリックって大丈夫?
ジェネリックは先発品と同じ有効成分で、国の基準もクリアしています。添加物や錠剤の形が違うこともあるので、「ちょっと気になる」という方は薬剤師に相談してみてください。 - 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
エナラプリルは、日本だけでなく世界中で承認・使用されている薬です。アメリカ、ヨーロッパをはじめ、多くの国で高血圧や心不全の治療に使われています。「世界で認められている薬を日本で飲んでいる」と思うと、少し特別な気持ちになるかもしれません。 - まとめ
エナラプリルは、日本で約20万人程度の人が飲んでいるACE阻害薬です。ジェネリックも豊富にあり、先発品もジェネリックも選べます。さらに、世界中で承認・使用されている薬というのも、とても安心できるポイントです。