イルベサルタンを飲む仲間たちへ、知っておくと安心できること
みなさん、こんにちは。私はイルベサルタンを飲んでいませんが、同じように血圧を下げる薬を飲んでいる仲間の一人です。
今回は、イルベサルタン(アバプロ®錠、イルベタン®錠など)を飲む方や、これから飲み始める方に向けて、「患者目線で知っておくと安心できること」をまとめます。
効果や副作用の詳しい話は医師や薬剤師にお任せして、ここでは「患者として気になること」に絞ってお伝えします。
1. イルベサルタンってどんな薬?
イルベサルタンは、高血圧治療薬の中でも「ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)」という種類の薬です。
「アバプロ®錠」(住友ファーマ)、「イルベタン®錠」(塩野義製薬)などの先発品があり、今は多くのジェネリック(後発品)も出ています123。
2. どれくらいの人が飲んでいるの?
NDB(ナショナルデータベース)や市場調査によると、イルベサルタンを飲んでいる人は推定で数万人~数十万人規模と考えられています。
他のARBと比べるとやや少なめですが、腎臓の保護作用や尿酸低下作用もあり、特に腎障害や尿酸値が気になる方に選ばれているようです4。
3. ジェネリック、どんな感じ?
NDBや調剤現場のデータを見ると、イルベサルタンもジェネリックが圧倒的に多く使われていることが分かります。
多くのメーカーからジェネリックが出ており、先発品(アバプロ®錠、イルベタン®錠)と変わらない品質で、より安価に入手できます12。
4. どんな形の薬があるの?
イルベサルタンの錠剤は、一般的な錠剤タイプがほとんどで、50mg、100mg、200mgなど複数の規格があります。
東和薬品の「トーワ」ではOD錠(口の中で溶けるタイプ)もあり、飲みやすさを選べるのも特徴です15。
5. 薬の値段はどのくらい?
- 先発品(アバプロ®錠、イルベタン®錠):1錠22~60円程度(規格によって異なります)
- ジェネリック:1錠10~26円程度(規格やメーカーによって異なります)
ジェネリックの方が安いので、医療費の節約にもなります1。
6. みんなはどうしてる?
イルベサルタンは日本全国で多くの人が飲んでいるようです。
「腎臓や尿酸値が気になるから選んだ」という方も多く、特に腎障害や高尿酸血症を合併した高血圧の方に好まれています4。
7. 気をつけたいこと
- **他の薬やサプリメントとの飲み合わせ**は、医師や薬剤師に必ず相談しましょう6。
- **薬の量や飲み方**は自己判断で変えず、必ず医師の指示に従ってください6。
- **定期的な診察**も大切です。血圧や体調の変化を確認しましょう6。
8. ジェネリックって大丈夫?
ジェネリックは先発品と同じ有効成分で、国の基準もクリアしています2。
ただ、添加物や錠剤の形が違うこともあるので、「ちょっと気になる」という方は薬剤師に相談してみてください。
9. 世界中で飲まれている薬!海外の承認状況は?
イルベサルタンは、世界86ヵ国以上で承認・販売されている世界標準のARBです43。
もともとフランスのサノフィ社が開発した薬で、アメリカやヨーロッパをはじめ、世界中で高血圧や腎臓病の治療に使われています23。
「世界で認められている薬を日本で飲んでいる」と思うと、少し特別な気持ちになるかもしれません。
10. まとめ
イルベサルタンは、日本で多くの人が飲んでいるARB系の降圧剤です。
ジェネリックが圧倒的に多く使われており、先発品もジェネリックも選べます。
さらに、世界中で承認・使用されている薬というのも、とても安心できるポイントです。
効果や副作用の詳しい話は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
私たち、血圧を下げる薬を飲む仲間同士、一緒に安心して治療を続けていきましょう!
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